11月23日、J3リーグの第37節が各地で開催された。首位を走る栃木シティはホームでAC長野パルセイロを3−0と下し、来季のJ2昇格を決定。昇格とともに話題となっているのが、試合後の「自撮りカメラ映像」だ。
2019年に栃木ウーヴァFCから名称変更した栃木シティは、関東1部リーグからJFLに昇格した2024年シーズンにJFL優勝を果たしてJ3へ昇格。J加盟初年度となる2025シーズンも開幕から順調に白星を重ね、シーズン途中に行った大型補強の成果も相まって勢いを落とさずに1節を残して2位以上を確定させた。3シーズン連続昇格でJ2への扉を開いてみせた。
昇格決定後、自撮りカメラを渡されたのが田中パウロ淳一だった。鋭いドリブルと左足シュートで攻撃にアクセントを加えるプレーだけでなく、ピッチ外ではTikTokなどのSNSでブレイク。クラブの知名度アップとファン増加に大きく貢献した異色のJリーガーは、チームメイトたちと抱き合い、大声を張り上げて全身で喜びを表現した。
田中パウロ淳一が自撮りカメラで撮影した歓喜の映像をJリーグ公式エックス(旧ツイッター)が「栃木シティJ2昇格決定の喜びの様子をお届け!」として公開。ファンとの距離が近い本拠地「CITY FOOTBALL STATION」の興奮が伝わる映像は、ピッチレベルかつ選手目線での臨場感たっぷりと高評価を得ている。








