「得意なコースなんで」と日本代表10番MF堂安律が強烈な“ニアぶち抜き弾”で追加点!「これニア抜いてくるのエグいって」「キーパーもまさかニアにくるとは思わんよな」の画像
サッカー日本代表MF堂安律 撮影/中地拓也

 11月14日、サッカー日本代表が国際親善試合でガーナ代表と対戦し、2−0の快勝を収めた。1-0とリードして迎えた後半15分、堂安律が得意の左足で“ニアぶち抜き”の追加点を奪った。

 来夏のワールドカップ本大会出場を決めた国同士の対戦。日本代表にとっては「HORIZON(水平線)」をコンセプトにした2026年ワールドカップ本大会用の新ユニフォームのお披露目試合でもあった。

 立ち上がりから主導権を握った日本が優位に試合を進め、前半16分に佐野海舟からのパスを受けた南野拓実がゴールを決めて先制した。だが、その後はチャンスを作りながらも追加点を奪えずに後半に折り返す。

 待望の追加点を決めたのは背番号10を背負う堂安。後半15分、相手のパスを鈴木淳之介が中盤の左サイドでカットすると、日本代表はカウンターを仕掛ける。中村敬斗、前線中央の上田綺世へつなぎ、さらに右サイド寄りの久保建英へと展開。ボールを受けた久保は一旦、ドリブル突破を試みるが、相手の守備が整ったためにストップ、ターンしてタイミングを図って後方から駆け上がって来た堂安へボールを渡した。

 ボックス角でボールを受けた堂安は、対峙した相手DFに縦への突破をにおわせながら鋭い切り返し。瞬く間に左足を振り抜いて豪快にニアサイドを破った。体を中央に向けた状態から“逆”を突くシュートにDFもGKも反応できなかった。

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