11月14日、サッカー日本代表が国際親善試合でガーナ代表と対戦し、前半16分に佐野海舟のアシストから南野拓実が先制ゴールを奪った。
ちょうど1か月前に行われたブラジル代表戦で歴史的勝利(3−2)を挙げた森保ジャパン。豊田スタジアムで行われた年内最後の2連戦の初戦で、森保一監督はブラジル戦のスタメンからGK鈴木彩艶を早川友基、左ボランチの鎌田大地を田中碧へ変更してピッチに送り出した。
ともに3−4−2−1システムを敷いてのミラーゲームとなったが、立ち上がりからボールを支配したのは日本だった。バランスの良い配置からリズムよくパスを回し、セットプレーからもチャンスを作り出す。そのいい流れの中で迎えた前半16分だった。
ガーナが自陣から最前線に入れた縦パスに対して右CBの渡辺強が激しくプレス。そこに佐野がサンドする形でボールを奪うと、久保建英からのパスを受けて前を向き、推進力のあるドリブルで前線に持ち上がる。そして相手DFが後ろ向きの状態で態勢が整わないタイミングで、左サイドでフリーになっていた南野へ絶妙なラストパスを送った。
佐野からのパスを受けた南野は左足でトラップした後に、落ち着いて右足でカーブをかけたコントロールシュートでゴール右隅へ流し込んだ。








