“リバウンドメンタリティ”で掴んだ勝利!リカルド柏が日立台で取り戻した歓喜と勢い!名古屋のマンマーク守備に苦しむも執念のオウンゴールで首位・鹿島と勝点差1キープ!【柏レイソルvs名古屋グランパス】激闘PHOTOギャラリーの画像
後半立ち上がりの47分、オウンゴールを誘発した原田亘に小泉佳穂が飛びつく。鹿島を追いかける柏が苦しみながらも名古屋を下し、勝点1差のままラスト2節を迎えることとなった。(20251108) 撮影/原壮史(Sony α1使用)
■【画像9枚】日立台で柏が価値ある勝利!歓喜のリカルド・ロドリゲス監督!マンマークにも小泉佳穂と垣田裕暉も奮闘!守護神と主将も鼓舞し合う!

【明治安田J1リーグ第36節 柏レイソルvs名古屋グランパス 2025年11月8日(土)16:03キックオフ 三協フロンテア柏スタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■名古屋のマンマーク守備に苦戦

 様々な要素が絡み合い、柏にとっては非常に難しいゲームとなった。

 ルヴァンカップ準決勝第2戦での大逆転勝利で勢いに乗り、内容を伴った戦いでリーグ戦の連勝を3に伸ばして首位の鹿島アントラーズに勝点1差に肉薄した柏。まずは一冠と、11月1日に国立競技場でルヴァンカップ決勝をサンフレッチェ広島と戦うも、1−3とタイトルを逃した。しかも名古屋グランパスとの試合開始前に鹿島が2−1と勝っていたため、暫定ながら勝点4差に開いて“負けられない”というプレッシャーが高まっていた。

 勝点3を得るために早い時間帯でのゴールが欲しい柏だったが、広島の戦いぶりにヒントを得たかのような名古屋のマンマーク対応の守備に苦戦する。

 攻撃のキーマンである小泉佳穂が厳しいマークに遭って自由を奪われると、後方での“やり直し”のパスを木村勇大と永井謙佑に狙われ続けた。プレスを回避しようと最前線の垣田裕暉へボールを送るも、三國ケネディエブスの激しい守備で攻撃の形を作れない。早い時間帯で得点を奪えなかっただけでなく、思うようにチャンスを作れないまま時間が過ぎていった。

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