■有効期限が「3か月」残っていないと…

 僕が今持っているパスポートは2016年の1月に発行された10年旅券。ということは、間もなく有効期間が終わります。ですから、来年1月以降に(たとえば、6月にアメリカにとか)行こうと思えば、新しいパスポートを取得しなければいけません。

 それに、たいていの国は入国の際にパスポートの有効期間が「3か月」あるいは「6か月」残っていないと入れてくれませんから、もう、このパスポートは事実上、使用できないのです。

 ですから、今月中には新しいパスポートを申請しようと思っています。

 今ではパスポートの申請がマイナンバーカードを使ってできるそうなので、さっそく、やってみることにしましょう。

 パスポートの有効期間は5年または10年です。そして、現在、情報技術は日進月歩の勢いで進歩していますから、パスポートには次々と新技術が導入されていきます。つまり、パスポートは所得するたびに、進化しているのです。

 現在僕が持っているパスポートの中ほど(26、27頁)にはICチップが埋め込まれていて「DO NOT STAMP THIS PAGE」と書いてあるページがあり、そこに電子的に顔写真などの情報が載っていて、各国の入国審査官はそれを読み取りながら手続きを行います。

 日本のパスポートにICが搭載されるようになったのは2006年から。僕が2007年8月に取得したパスポートにはICチップが使われていますが、その前の2002年発行のものにはICチップは搭載されていません(当時、ビザの欄がすぐにいっぱいになってしまうので、僕は毎回5年旅券を取得していました)。

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