J1ガンバ大阪の今シーズン最終戦を、NMB48でキャプテンを務めた小嶋花梨がアピールした。まさかの事態に陥ったのだが、ピンチをチャンスに変える姿でファンを魅了した。
季節は11月に入り、年末が近づいてきた。Jリーグも、一気にクライマックスへと突入していく。
J1は残すところ、あと3節。鹿島アントラーズが首位に立ち、勝点1差で柏レイソルが追っている。鹿島から5ポイント差に京都サンガF.C.、ヴィッセル神戸がいるが、徐々に優勝を狙えるチームは絞られてきた感がある。
G大阪は現在、9位につけている。残念ながら優勝の可能性はすでに消えているが、AFCチャンピオンズリーグ2での戦いは続いていく。年をまたいで続くアジアでの戦い、さらに来季へと良い形でつなげていくためにも、残る試合を良いものにしていきたいところだ。
G大阪は今週末、ヴィッセル神戸との阪神ダービーを戦う。続く第37節は月末まで飛ぶが、その翌週は東京ヴェルディを相手に今シーズンJ1最終戦を迎える。自分たちの道のりを見据えて、一戦一戦しっかりと戦っていかなければいけない。
クラブも準備を進めている。最終戦にはお笑いコンビのドーナツ・ピーナツと、NMB48の一員で、クラブの応援番組「ガンバTV」でMCを務める小嶋が来場する。今季J1の締めくくりを選手たちとともに盛り上げる予定だ。
その小嶋が、さっそく一肌脱いだ。クラブのSNSに、来場を呼び掛けるメッセージ動画で登場したのだ。
小嶋にとっても、思い出深い試合になるかもしれない。小嶋はすでに、今年の11月でNMB48を卒業することを報告している。G大阪の最終戦には、NMB48のメンバーではなく、1人のタレントとして来場することになるのだ。
そうした事情もあってか、動画の中の小嶋は非常に気持ちのこもった様子で話しかけている。だが、思いが強すぎたのか、「小中高生」がうまく言えず、「入場者数」の発音も微妙になってしまった。







