■スタジアム名がついた「日本の駅」
それはともかく、スタジアム南側の報道受け付けまで歩きながら思いついたのが、東京メトロの「後楽園駅」と、阪神電気鉄道の「甲子園駅」である。どちらも野球場の名称がそのまま駅名になったはずだ。
「甲子園駅」は、阪神電鉄が建設した甲子園球場開業とともに1924年にオープンした。球場のある西宮市には、北から阪急線、JR線、そして阪神線が並行して走っている。JRには「甲子園口駅」があるが、ここから歩くと優に30分はかかる。阪神の「甲子園駅」からは歩いて数分、まさに「球場前駅」なのである、
東京の「後楽園駅」は、1954年に開業した東京メトロ(当時は営団地下鉄)丸ノ内線のひと駅として開業。「後楽園スタヂアム」は1937年に建設され、戦後には巨人軍のホームスタジアムとして大変な人気になっていた。後楽園競輪場も1949年に誕生して人を集めていたが、駅名はやはり野球場からとったと考えるのが妥当だろう。1988年、東京ドームの完成で後楽園スタヂアムも競輪場も壊され、今ここにある「後楽園」名のスポーツ施設は後楽園ホールだけだが…。








