■気がかりな「2トップ」の状態

 追うチームが勝利するとなれば、追われるチームはどうか。

 首位の鹿島は、ホームに9位のガンバ大阪を迎える。勝点15もの差をつけている相手だが、勝利をつかめるのだろうか。

 鹿島は4連勝中で、第24節からの無敗を9試合に伸ばしている。ただしG大阪も、リーグ戦5連勝中と好調だ。

 また、鹿島で気がかりなのが2トップの状態だ。鈴木優磨、レオ・セアラとも、前節途中に負傷によって、途中交代を余儀なくされていたのだ。

 両者とも出場できるのか、あるいは、どちらかだけでも先発するのか、両選手の状況とチームへの影響は、試合直前まで予断を許さないだろう。また出場したとしても、今季ここまでリーグ戦全32試合に出場し、うち31試合に先発してきた鈴木には「勤続疲労」があるはずだ。こうした小さなほころびが、大きな違いにつながりかねないのがサッカーなのだ。

 もちろん鹿島の鬼木達監督は、丁寧にチームをコントロールすることだろう。G大阪は5連勝しているものの、そのうち4試合が残留争いをするチーム相手のものだった。さまざまな要素が絡み合う試合は、ロースコアのドローに終わる可能性が高いとみる。

 記事後半では、こちらも熾烈な残留争いの“変化”に目を向ける。

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