■次回のE-1は久しぶりの「中国開催」

 武昌起義軍政府旧址のすぐそばには、「黄鶴楼」という高さ51メートルの塔が立っています。現在の塔は1985年に再建されたものでエレベーターも設置されていますが、丘の上にある塔の最上階の展望台からは、目の前に長江が流れる雄大な景色を見ることができます。

 長江の対岸には高さ221メートルの亀山テレビ塔も立っていますが、手前の長江には全長1670メートルの武漢長江大橋が見えます。1957年にソ連の技術援助を受けて完成したこの橋は、長江をまたぐ橋としては全国で初めてのものでした。

 2015年の東アジアカップでは日本代表が男子は最下位、女子は3位と散々な成績でしたが、数々の名所旧跡を巡った武漢での滞在はとても興味深いものでした。

 次回のE-1選手権は久し振りの中国開催になります。開催地がどこになるのか、決定を楽しみにしています。

  1. 1
  2. 2
  3. 3