■守備では不安も…「W杯で使い道はある」
後藤「ただでさえ初めての組み合わせの中で、不慣れなポジションでプレーしている選手がいる状況だったので、システム変更にまではついていけなかったという感じかな。メキシコ戦のように、いつものメンバーがいて、しかも日本が完全にコントロールしているときに4バックに変えれば、もう少しうまくいったような気がしますよ」
大住「アメリカは1点をリードしたうえに、守備も万全な形で試合を進めていたから、余計に難しくなったよね。でもフレッシュな顔ぶれの中で、望月ヘンリー海輝は、ちょっとした発見だったな」
後藤「守備で少し不安があるけど、この調子なら来年のワールドカップでメンバー入れておけば、どうしても攻撃的にしたいとか高さが欲しいときなど、使い道はあるよね」
大住「高さとスピードがあるからね。右のウィングバックの第1候補は堂安律だろうけど、望月を入れるとすごく大きな変化が生まれて面白いなと思った。この間、FC町田ゼルビアでのプレーを見て守備が良くなったと思っていたんだけど、アメリカ戦では攻撃力が上がった印象を受けた。1対1で抜いていける」
後藤「少なくとも、ヘディングで勝てる」