「三笘が吠えてる」日本代表MF三笘薫が強豪マンC撃破の決勝アシスト、喜び大爆発のガッツポーズに「ここまで感情をだすの珍しい」「ビッグ6キラーなのか」の画像
ブライトン三笘薫が名門マンCを撃破! 撮影/中地拓也

 現地8月31日、プレミアリーグ第3節が行われ、ブライトンがホームでマンチェスター・シティに2−1の逆転勝利。サッカー日本代表MF三笘薫が決勝アシストを含む好パフォーマンスを披露した。

 開幕2試合を1分け1敗の未勝利で迎えた今季初の「ビッグ6」との対戦。昨季10得点4アシストの活躍を見せた三笘は、4-2-3-1の左サイドMFとして3試合連続のスタメン出場を果たした。

 最初の見せ場は前半19分だった。自陣右サイドでMFヤンクバ・ミンテが力強くボールを奪い取ってからのカウンター攻撃。FWダニー・ウェルベックのパスに左サイドから斜めに走った三笘が抜け出し、相手DFを1人かわしてから強烈な右足ミドルシュートを放つ。しかし、相手GKジェームズ・トラッフォードに鋭い反応でセーブされ、ボールはわずかにゴール左へ外れた。

  続いて0−1で迎えた後半17分、三笘が自陣からの長距離ドリブルで持ち運んでから前線にラストパスを送る。ボールを受けたミンテのシュートはまたもトラッフォードに阻まれたが、スタンドを大いに沸かせた。すると、後半22分に相手ハンドで得たPKをジェームズ・ミルナーが決めて同点に追いついた。

 そして試合終了間際の後半44分だった。自陣からのロングボールを奪い合った中で、途中出場のFWジョルジニオ・ルターの落としのパスに、三笘が左足ダイレクトで絶妙のタイミングでのスルーパス。抜け出したMFブラジャン・グルーダが、鋭い切り返しで相手DFとGKを一気にかわしてから、最後は落ち着いて右足でゴールネットを揺らして逆転に成功した。

 この三笘のパスからのグルーダの土壇場での逆転ゴールに、本拠地スタンドはお祭り騒ぎ。ブライトンの選手たちもコーナフラッグ付近に集まって“歓喜の山”を作り、三笘も感情をむき出しにしてのガッツポーズを見せ、喜びを大爆発させた。

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