■今シーズンの前半からの「ツケ」
一方、2点リードの状況から、後半はなすすべもなく相手の攻撃を許してしまった浦和のショックは大きかっただろう。
「ハイプレスをかけても外され、ミドルブロックに切り替えたが止められず」と、マチェイ・スコルジャ監督。前半からパスを回され、ボールを追いかけるプレーを強いられた浦和の選手は、後半は相手の思惑通りに足が止まってしまい、足を痙攣させて倒れる選手も続出した。
「フィジカル的に悪かった。1週間のトレーニングを見直したい」とスコルジャ監督。
もちろん、真夏の暑さの中で相手のパス回しに翻弄されたのだから疲労が溜まるのは当然だが、浦和は名古屋グランパスに勝利した第26節の試合から中5日の日程だったのだ。とすれば、監督の言うようにトレーニングに問題があったのだろう。だが、それを責任者である監督自身が口にしては……。
浦和は、今シーズンの前半から先発メンバーも交代要員も(ケガ人や出場停止を除いて)ほとんど変えずに戦ってきた。そのツケが出てきたのだろう。
僕は、クラブ・ワールドカップが終われば、浦和もメンバーをいじってくるかと思っていたが、一向に変化の兆しはない。