■「いいんじゃないですか?応援してくれているのはゴール裏のサポーターだけではないので」
この様子を、試合を中継したDAZNで解説を務めた元日本代表FW柿谷曜一朗氏は「彼に恋したサポーターは多いんじゃないですか?」と古巣ファンの心境をおもんばかると、ゴール裏ではなくピッチ中央でのあいさつに「いいんじゃないですか?全方向に挨拶できる。応援してくれているのはゴール裏のサポーターだけではないので」と好意的に語った。
そしてこのマテウス・サヴィオの試合後の挨拶シーンに対しては、ファンからも次のような熱のこもったコメントが多く寄せられている。
「マテウス・サヴィオ大好きだったぞ 紛うことなき柏のキングだった あなたがいたから残留して今のレイソルがある ありがとうサヴィオ」
「サヴィオがいなければJ2に落ちてた。サヴィオのおかげで今のレイソルがある。本当に偉大で大好きな選手。また三協フロンテア柏で会おう。」
「サヴィオの事を嫌いになるレイソルサポーターはいないだろう サヴィオにどれだけ助けられた事か 本当はサヴィオと一緒に優勝争いをしたかった これからもレイソルの最高の10番に変わりないと思う レッズでもっと輝いて欲しい」
「柿谷の言葉のチョイスが素敵」
「あかん、泣けてくる。」
国内外を含めて移籍が頻繁に行われるようになった現代フットボールの中で、一つのクラブで現役をまっとうする選手は皆無と言っていい。だが、在籍時にどのようなプレーをしたか。どのようにファンに接していたか。どのようにしてチームを去ったのか。その姿をサポーターは見ている。注いだ愛は不滅だ。この日の日立台での拍手と声援が、マテウス・サヴィオがどのような選手だったか、恋人だったのかを物語っている。









