
マンチェスター・シティの女子チームに所属するサッカー日本代表MF長谷川唯が、リーグのベストイレブンに選ばれた。新シーズンを前にして美技を披露して、ファンを魅了している。
長谷川が日本から羽ばたいて6シーズン目に入ろうとしている。2021年に日テレ・東京ヴェルディベレーザからイタリアのミランへと移籍し、半年後にはイングランド上陸を果たす。ウェストハム・ユナイテッドで1シーズンプレーすると、マンチェスター・シティへと移籍した。
身長157cmと、日本においても小柄な長谷川だが、イングランドのみならず世界中から選手が集うウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)でも知性と技術を活かして存在感を見せつけている。マンチェスター・シティ移籍後も、初年度こそ出遅れたものの、続く2023-24シーズンからはリーグ戦全試合出場を3シーズン連続で継続。今月下旬には、3年連続となるプロ選手協会(PFA)が選ぶWSLのベストイレブンに選出されたことが発表されていた。
昨シーズンのマンチェスター・シティは4位に終わったが、長谷川とメアリー・ファウラーがベストイレブン入り。PFAのサイトでは、全試合出場したことや中盤での落ち着いたプレーで3度目の選出となったことなどが伝えられた。
クラブもSNSで、長谷川とファウラーの選出を伝えた。また、新シーズン開幕に向けて練習中の長谷川のプレーも投稿されたのだが、その長谷川らしいプレーに、驚きの声が上がった。
ボールを受けた長谷川にDFが寄せてくるが、襲いかかってきたのは1人ではなく2人。だが、自分より大きな2人をあしらうように、見事なボールコントロールと反転で無力化してしまった。