
J1セレッソ大阪が8月21日、サッカー日本代表MF久保建英の弟・瑛史の獲得を発表した。そして、さっそく練習参加後の姿、そしてファン・サポーターへ向けた動画メッセージが届いた。
久保兄弟は神奈川県川崎市出身。2001年6月4日生まれの24歳の兄・建英に対して、弟・瑛史は2007年9月2日生まれの現在17歳。横浜F・マリノス U-15ジュニアユースに所属した後、2022年から3シーズン、レアル・ソシエダの下部組織でプレーを続けてきたが、今夏に帰国を決断した。スペインの地元メディア『ノティシアス・デ・ギプスコア』によると、帰国の理由は「学業の面で重大な決断を下す必要があった」とのこと。C大阪の練習参加を経て、入団が決まった。
そして、すぐにC大阪のピンク色の練習シャツを着用した姿での動画メッセージ届いた。
そこで久保は冒頭、「正直に言うとホッとしていて、やっとこのチームの一員になれたなと感じています」と語ると、チームの雰囲気について「すごくみんな温かくて、すぐに話しかけてくれるのが印象的なのと、プレー面で言えばみんな速くて巧い選手が多いので、できるだけ見て学んで(自分も)巧くなりたいなという風に考えています」とコメント。そして、ボランチを主戦場とする自身のプレースタイルについては「自分としてはボールを持ったときに特徴がある選手だと思っているので、ゲームメイクであったり、セレッソが得意とするパスサッカーというのに自分を当てはめていけたらいいなと考えています」と説明している。
さらに「ファン・サポーターから何と呼ばれたい?」の質問に「向こうではエイジって呼ばれてたので、エイジでお願いします!」とリクエスト。終始、兄・建英に似た口調、言葉、リズム、話し方で抱負を語っている。