■もともと「お得意様」
今夏の補強に焦点を当てると、最も活発なクラブのひとつが柏レイソルだ。浦和レッズがクラブ・ワールドカップに出場したことで移籍ウィンドウが開いた時期から積極的に補強を施し、タイトルを目指して加速しようとしている。
今節対戦するのは、対照的に主力が次々と羽ばたいていった湘南ベルマーレ。柏にとっては、もともとお得意様であり、今節も順調に勝点3を積み重ねるはずだ。
前述の予想通りに神戸が負け、柏が勝つとなれば、柏は神戸を1ポイント上回ることになる。つまりは首位交代が起こるということだ。
柏以外にも、今節で首位に立つ可能性があるのが、柏と同じく現状で神戸を勝点2差で追う鹿島アントラーズだ。記事後半では、鹿島の首位再浮上が実現するのか、また残留争いで起こりうる変化を予想する。