■本当の意味での「世界一決定戦」
いずれにしても、クラブ・レベルでは代表クラス以上にヨーロッパおよび南米大陸とその他の大陸の格差がまだまだ大きい、というより“ますます”大きくなっているようだ。
本当の意味の「世界一決定戦」を行うとしたら、かつてのトヨタカップのように、直近のCLチャンピオンとコパ・リベルタドーレス優勝チームが対戦するようにするのがいいのではないだろうか?
今回のクラブ・ワールドカップでも、ヨーロッパ対南米のカードでは白熱した試合が見られるようだ。また、同時にヨーロッパと南米以外の大陸同士の試合も実力は伯仲している(ニュージーランドのオークランドFCは別として)。
すでに敗退が決まった浦和レッズだが、25日(日本時間26日)はメキシコのモンテレイとの戦いとなる。モンテレイは、先ほども述べたようにインテル、リーベルと引き分けているチーム。そのモンテレイに勝利できれば、浦和レッズに対しての国際的評価は上がるはず。
浦和にとっては、非常に重要な試合になる。