■他の下位チームとの「違い」
今節は他にも、totoの投票率で偏りがあるカードが多い。そのひとつが、17位横浜FCと2位柏レイソルの対戦だ。
順位の差を見れば、6割超が柏の勝利を予想するのも当然かもしれない。だが、それこそが落とし穴だ。
両チームの対戦で、勝ち越しているのは横浜FCだ。7勝5分6敗とわずかな差ながら、両クラブの歴史を比較すれば、勝ち越しているのは驚きと言ってもいいほどだ。
今季ここまでのJ1で9勝を挙げている柏だが、ドローも6試合と勝ち切れないことも多い。しかもその中には、東京ヴェルディ、アルビレックス新潟と、下位で奮闘するチームとのゲームも含まれている。
降格圏と勝点1差しかない横浜FCだが、他の下位チームと比べて失点数がかなり少ないことが目を引く。これまでの相性と柏の戦いぶりを考えれば、ドロー決着に終わる可能性は十分にある。
同様の図式が当てはまるのが、3位京都サンガF.C.と15位東京ヴェルディの対戦だ。
消化試合数は京都のほうが1試合多いのだが、失点数は東京Vのほうが「4」も少ない。今回顔を合わせる東京Vのホームでは、過去どちらから見ても9勝4分9敗と五分である。
しかも昨季は2試合ともドローとなれば、3試合連続の引き分けを予想したくなる。柏とともに、東京Vが上位を足止めすることになるだろう。
今回のtotoの購入締切は5月24日で、ネット決済による公式サイトでの販売は14時50分(コンビニ決済は13時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。