「珍しくブチギレ」サッカー日本代表・中村敬斗「封じられた」勝利の方程式と伊東純也級「最高クロス」の供給者、最強パリSG戦で起こす「3試合連続」の奇跡【メスvsスタッド・ランス】中村敬斗PHOTOギャラリー15連写の画像
鋭い視線を向ける中村敬斗。アウェーでの一戦は荒れに荒れた。【メス vs スタッド・ランス】PHOTOギャラリー 撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ使用)
■【現地撮14枚】「珍しくブチギレ」中村敬斗を襲う「危険プレー」、祝福の「ハイタッチ」と試合後の「イケメン笑顔」!

■完全アウェーの中「日本女性」が…

 サッカー日本代表の伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属するフランス1部スタッド・ランスは21日、降格プレーオフ第1戦で、フランス2部で3位となったFCメスと対戦した。

 スタジアムの観客2万7767人のほとんどが相手サポーターという完全アウェーの中、発煙筒で白く煙るピッチで勝利を目指した。

 最終節が出場停止だったFW中村敬斗がスタメンに復帰し、DF関根大輝も先発に名を連ねたが、4月下旬に左足首を痛めたFW伊東純也は3試合ぶりにメンバー外となった。
 そのため、快足で駆け上がる伊東からのピンポイントクロスを、日本人として初めてフランス1部リーグで2ケタ得点(リーグ戦11得点)を記録した中村が決めるという、チームの「勝利の方程式」を使えない、苦しい一戦となった。

 さらに、メスのサポーターから発せられる勝利への執念、スタッド・ランス選手に対するブーイングもすさまじいものがあった。

 そんな中でも、スタジアムには日本女性の姿が! 熱心な女性ファンが“ランストリオ”の応援に駆けつけ、熱い声援を送っていたのには驚かされた。

 その声に応えたのか。前半12分、関根がチャンスを作る。逆サイドからのロングボールを巧みにトラップし、エリア左で待ち受ける中村に向けてクロスを送る。惜しくも中村の頭にミートしなかったものの、伊東の穴を埋める、素晴らしいクロスだった。

 一方の中村は、CKに加えてFKも担当。前半29分に、ゴール正面左からゴールを狙うも、右足で巻いたシュートはボールが落ち切らず、枠の上に外れた。

 その後、前半37分に、メスのCKから先制ゴールを許してしまう。

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