■「同点弾」に続いて「逆転弾」もアシスト

 鹿島は65分、右サイドに人数をかけてショートパスをつなぐと、右サイドライン際のセンターライン付近から鈴木が一気にゴール前を狙うパスを供給。負傷退場したレオセアラに代わって入った田川亨介が抜け出して決め切り、逆転に成功した。26歳の田川は、これが国立デビュー戦。デビュー戦で、国立初ゴールをものにした。鈴木は、同点弾に続いて逆転弾もアシストする大活躍だった。
 その後は川崎の反撃が続き、鹿島は自陣に押し込まれ続けたものの、最後まで球際にこだわり続け、ゴールを許さない。限られたチャンスを決めて逆転し、押し込まれながらも勝ち切って首位をキープした。
 最後に勝つのは鹿島、という鹿島らしさが充満してきたようだ。

■試合結果
鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ

■得点

7分 佐々木旭(川崎)

45+1分 舩橋佑(鹿島)

65分 田川亨介(鹿島)

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