久保建英と2トップを組んで得点量産

 1999年5月5日生まれ、東京都出身の原は、中学時代からFC東京の下部組織に所属し、FC東京U-18時代にはバルセロナから帰国した2学年下の久保建英と補完性抜群の2トップを組んで得点を量産した。その後、2018年にトップ昇格を果たすと、2021年からはクロアチア、スペイン、ベルギーでプレー。2023年に7月に京都に加入してJリーグに復帰すると、ピッチを幅広く動きながら泥臭いプレーも厭わずにチームに貢献。前々節の横浜FC戦での強烈な左足弾に続いて、この日は“高さ”を見せつけてのゴールに、さらなる飛躍が期待される。

 この日は、原の先制ゴールの後、松田天馬が追加点を挙げるも、その後に3失点を喫して2−0から2−3とショッキングな逆転負けを喫した。今季初の連敗を喫した京都にとっては、首位争いを続けるためにはここが正念場。次節は5月7日、敵地でFC町田ゼルビアと対戦する。“京都タワー”原の連続ゴールを見ることができるだろうか。

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