
J2のジュビロ磐田が、6月のホームゲームでの来場者プレゼントを発表した。特別な一日を彩る「晴れ着」に、ファンが称賛を寄せている。
磐田は現在、苦しい時間に置かれている。第10節から3連敗を喫して9位と、プレーオフ昇格圏内にも届いていないのだ。
だが、その目は確実にJ1昇格を見据えている。クラブも視線を下げることなく、今後のゲームをにらんでいる。
そうして発表されたのが、6月15日のホームゲームとなるJ2第19節のイベントだ。昨年に続き、ホームタウンの遠州地域を盛り上げる「遠州三光祭」を開催するという。
静岡県と言えばサッカーどころとして知られるが、清水エスパルスや藤枝MYFCと多くのJリーグクラブがあるように、各地域がサッカーに関しての独特なプライドや地域色を持つ。磐田市などの遠州地域は、負けん気の強さやお祭り好きな地域性で知られる。
そうして企画されたのが「遠州三光祭」だ。今年は「“快祭”はサックスブルーと共に」をテーマに開催されるという。
この祭りを盛り上げるための特別な晴れ着が用意された。来場者先着3万人にプレゼントされる「ハレ着」だ。
お祭りという「ハレ」の日に、「晴れ」の日の青空のようにスタジアムを染め上げるためにつくられた。ベースとなるのはもちろんクラブカラーのサックスブルーで、クラブのマスコットである三光鳥を前面と背面に大きくデザインしている。