【3連敗後の3連勝で首位再浮上。鹿島が復調した理由とは?(2)】「若い選手が伸び伸びできるように」と三竿ら年長者がサポート。舩橋、津久井、吉田ら若手の戦力化で主力不在を乗り切れるか?の画像
鹿島アントラーズの三竿健斗 撮影:中地拓也

 ファジアーノ岡山名古屋グランパス、横浜FCに3連勝し、勝ち点を25に伸ばして暫定首位に立った鹿島アントラーズ

 しかしながら、大型連休中は連戦が続く。5月3日には町田ゼルビアとのホームゲームがあり、6日はアウェー・アビスパ福岡戦、11日には鬼木達監督の古巣・川崎フロンターレとの初対戦が待ち構えている。一瞬たりとも気が抜けない状況なのは間違いない。
 そこで1つポイントになるのは、ケガ人の状況だ。離脱中のレオ・セアラ、樋口雄太小池龍太、濃野公人が早いタイミングで復帰が叶うかどうかは大いに気になるところ。
「様子を見ながらというところなので、確定的なことは言えない。別に隠しているわけではないですし、本当に順調に来れば可能性がないこともないと思いますけど、やっぱり時間がかかることなので、今、慎重にやっているところです」と鬼木監督は横浜FC戦後にコメント。この口ぶりから推察すると、4人のの復帰は大型連休以降に持ち越しとなる見通しだ。となれば、まだまだ現有戦力で辛抱しなければならないだろう。

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