サッカーくじ「toto」予想(第1533回)4月29日(1)「3連敗」の昨季2位が「降格圏」の新潟に「今季2勝目」献上、同じく「降格圏」の名門が4位の柏に「ホーム勝利」の好材料の画像
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 今回のtotoはJ1第13節の8試合と、J2第12節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■J1は「試合間隔の短い」連戦へ

 ゴールデンウィークが始まった。J1は試合間隔の短い連戦へと突入する。

 観客としては楽しいが、選手や監督にとっては大変な面も多い。選手たちの体には疲れが残り、監督は出場選手のやり繰りに頭を悩ませることになる。

 こうした連戦では、試合が思わぬ結果に転ぶ可能性も生じてくる。今節は、下位のチームが上位を倒す雰囲気が漂っている。

 まず気になるのは、サンフレッチェ広島アルビレックス新潟の対戦だ。今季リーグ戦まだ1勝で降格県圏にいる新潟だが、強豪の広島を倒す可能性がある。

 現在、両チームの間には8ポイントの差がある。だが、その差はここ数試合で少しずつだが縮まっている。広島が3連敗を喫する一方、新潟は2分1敗と少しずつながら勝点を重ねているからだ。

 新潟は前節も今季2勝目を逃したが、首位浮上の可能性もあった柏レイソルと引き分けた。ゴールはPKによる1点のみだが、決まっていてもおかしくないシーンもつくり出していた。

 対する広島は、ここ3試合で1得点のみ。消化試合数は1つ少ないものの、今季J1通算10得点と、同12ゴールを挙げている新潟の後塵を拝する状況だ。

 この対戦は昨季2試合とも引き分けに終わっており、最後まで優勝を争って2位となった広島にとっても、簡単な相手ではなかったことがうかがえる。その相性、さらに現状を考えれば、新潟が今季2勝目を挙げる可能性は十分にあると考えられる。

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