
J1の浦和レッズが、J1第10節での首位撃破の舞台裏を公開した。中でも、試合前の円陣で北欧出身DFが日本語も交えて激を飛ばす様子に、ファンから続々と賛辞の声が上がっている。
浦和は4月13日、FC町田ゼルビアと対戦した。上位は混戦であったとはいえ、前節を終えた時点で首位に立っていた難敵だ。
浦和としては、スタートダッシュに成功したとはいいがたかった。開幕戦でディフェンディングチャンピオンのヴィッセル神戸と引き分けることに成功したが、初勝利を挙げたのは第5節のことだった。
結果的に、浦和は首位の町田を下すことに成功する。クラブはその勝利がいかにして成し遂げられたか、舞台裏をYouTubeの公式チャンネルで明かしている。
ファンとしては、一番盛り上がるのはサッカーの華であるゴール場面だろう。だが、今回公開された動画でファンの注目が集まったのは、ある選手の言動だった。
試合前のロッカールームで、選手たちは円陣を組んでいる。気持ちを高める場で、口を開いたのがマリウス・ホイブラーテンだった。
2023年に浦和に加わったホイブラーテンは今季、西川周作ら3人とともにキャプテングループの一員となり、主将の関根貴大を支えている。関根がベンチスタートとなったこの町田戦で、円陣で仲間たちを奮い立たせたのが、ホイブラーテンの激だった。
ノルウェー出身のDFは、最初は仲間たちに静かに語りかけていく。次第に言葉は熱を帯び、最後は日本語で「行くぞ!」と叫んで、チームをひとつにした。