■浦和にとって大きかった町田戦の勝利
こうした苦境にいるチームとは異なり、光明が見えてきたのが浦和レッズ。直近13日の町田戦を2-0で勝ち切ったのは本当に大きかった。
町田は大きな壁だと目されていたが、早い時間帯にマリウス・ホイブラーテンがリスタートの流れから先制し、さらには松尾佑介が自慢の快足を生かして中央突破から2点目を挙げた。松尾の1トップという新たなオプションで結果を残したことを含め、マチェイ・スコルジャ監督も安堵感を覚えたのではないか。
これで勝ち点13の10位に浮上。次は京都との直接対決だ。ここで勝てれば、上位浮上も見えてくるだけに絶対に落とせない。序盤に出遅れた浦和が巻き返しを図るためには、連勝していくしかない。次戦、そして20日のマリノス戦含めて要チェックだ。
(取材・文/元川悦子)