
【明治安田J1リーグ 第9節 ヴィッセル神戸vsアルビレックス新潟 2025年4月6日14:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■大舞台で「主導権を握った」のは?
昨シーズン後半からリーグ戦では17試合勝ちがない新潟。今シーズンは、この試合まで4分4敗で最下位という状況だった。
国立競技場で行われた試合は、ボールを持つ神戸に対し、新潟がゴール前のスペースを与えずに粘り強く抵抗する、という構図でスタート。
神戸は中盤からボールを左右に大きく動かし、クロスを繰り返して得点を狙ったが、新潟がその攻撃のペースに慣れるにしたがって、神戸の攻撃は単調になっていった。
押し込まれながらも、ボールを持ったときは、後方からつなぐ自分たちの戦い方を貫いていた新潟は、12分、中盤でボールを奪ってショートカウンターに出ると、長谷川元希のカットインからのコントロールショットが決まり、先制に成功する。
その後も、神戸がボールを持ち、新潟が守る構図が続いたが、主導権を握っていたのは新潟のほうだった。