画像・写真:「17試合未勝利」の新潟が王者・神戸から大金星「まだまだ申し訳ない」樹森大介監督が語ったサポーターへの思い【ヴィッセル神戸vsアルビレックス新潟】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 アルビレックス新潟 ヴィッセル神戸 Jリーグ 2025.04.08 昨シーズン後半からリーグ戦では17試合未勝利の新潟。今シーズンはこの試合まで4分4敗で最下位という状況だった。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合は、ボールを持つ神戸に対し、新潟がゴール前のスペースを与えずに粘り強く抵抗する、という構図でスタート。神戸は中盤からボールを左右に大きく動かし、クロスを繰り返して得点を狙ったが、新潟がその攻撃のペースに慣れるにしたがって神戸の攻撃は単調になっていった。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) 押し込まれながらも、ボールを持つと後方からつなぐ自分たちの戦い方を貫いていた新潟は、12分、中盤でボールを奪ってショートカウンター。カットインした長谷川元希のコントロールショットが決まり、先制に成功する。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) その後も神戸がボールを持ち、新潟が守る構図が続いたが、主導権を握っていたのは新潟だった。工夫を見せることができずに時間を消化してしまった神戸は、後半、同じことの繰り返しになったチームを好転させるべく宮代大聖(写真中央)が隙間に顔を出して奮闘するも、新潟の守備陣を打ち破るには至らず。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) それまでよりもエリア内に人数をかけ、酒井高徳(写真)と広瀬陸斗の両サイドバックが時間をかけずにクロスを入れても、ジェイソン・ゲリアを中心に、新潟のDF陣が地道に跳ね返し続けた。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) ゴールが遠い神戸は、60分に武藤嘉紀を、76分には大迫勇也を交代させることを決断。しかし、投入されたエリキ(写真)や佐々木大樹がゴールに近づく場面はあったものの、チームとして新潟の守備を打ち破ることはできず、無得点のまま終盤を迎えた。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) 終盤の猛攻ではセットプレーで攻撃に加わるマテウス・トゥーレルの怖さもあったものの、新潟はGKの藤田和輝(写真)が安定したプレーを続け、神戸を自陣へ押し戻すためのキックの判断でも集中を保ち、完封に成功。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) ようやく手にした初勝利の喜びを、サポーターと共有した。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) 長い苦しみが続いたが、自分たちの戦い方を貫き、王者を倒してみせた新潟。順位は20位のままだが、この結果がチームにもたらす効果は計り知れない。樹森大介監督は安堵しつつも「まだまだ申し訳ない」とサポーターへの思いをコメントした。どんなときも変わらない大声援を送ってくれるサポーターとともに、新潟は上を目指して戦い続ける。(20250406)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 「アップ中からメチャクチャ楽しかった」全日レスラー“人間凶器”息子がプロ初先発!マリノスDFリーダーとして「連敗ストップ」に貢献【横浜F・マリノスvs東京ヴェルディ】PHOTOギャラリー 写真の記事へ戻る