
現地4月4日、AFC U-17アジアカップ2025が行われ、U-17サッカー日本代表が4-1でU-17UAE代表を下して初戦白星発進を決めた。その3点目を決めた16歳のFW加茂結斗(柏レイソルU-18)のセンス溢れるドリブルフィニッシュ弾が反響を呼んだ・
今年11月にカタールで開催されるU-17ワールドカップ出場権もかかる同大会。森保ジャパンと同じ3-4-2-1の布陣で敷いた日本は、いきなり前半3分、同19分とシャドーの位置でプレーした背番号10のFW吉田湊海(鹿島アントラーズユース)が連続でゴールネットを揺らし点取り屋としての才能を誇示すると、前半34分にもう一人のシャドー、加茂が圧巻のゴールを奪う。
中盤左サイドで針生涼太(清水エスパルスユース)がボールを奪ったところからの素早いカウンター。パスを受けた加茂がドリブルで縦に約30m突き進んでボックス内に侵入すると、前後2人に挟まれながらもリズミカルなボールタッチから、そのままコンパクトに右足を振る。予期せぬタイミングと完璧なコースに飛んだシュートに相手DF、GKともに対応できず。ボールは逆サイドネットに吸い込まれた。