
2026年北中米W杯出場決定試合で、久保建英(レアル・ソシエダ)が1ゴール1アシストという結果を残し、日本代表攻撃陣のスターの1人になったことは非常に喜ばしいこと。ここまでは南野拓実(モナコ)や三笘薫(ブライトン)や鎌田大地(クリスタルパレス)の方が代表での序列が上だったが、ここからは彼らと横一線で本大会に向かっていけるはず。久保本人も非常に前向きなマインドで1年3か月後の2度目の大舞台に突き進んでいくことになるだろう。
そこで気になるのが、シャドウの今後。ご存じの通り、今回の最終予選では、南野がここまで全7試合に先発。軸を担う中、久保が9月の中国戦(埼玉)、10月のオーストラリア戦(埼玉)、11月の中国戦(厦門)と今回のバーレーン戦(埼玉)の4試合でスタメン出場して相棒役を務め、残る3試合を鎌田がプレーしてきた。
久保本人も「鎌田選手とはあまり一緒にプレーしたことがない」と話していたが、森保一監督は攻守両面でチームに貢献でき、全体をうまく動かせる南野が必要不可欠だと考えたからこそ、そういった起用を推し進めてきたのだろう。