■浅野拓磨、大橋祐紀、中山雄太、佐々木翔の可能性は
万が一、2人が呼べない場合は別のFWとDFを追加することになると見られるが、FWの候補者は浅野拓磨(マジョルカ)、大橋祐紀(ブラックバーン)あたりだろう。DFに関しては橋岡大樹(ルートンタウン)が最近1か月間試合に出ていないため、国内組からの招集になりそうだ。実績を重んじる指揮官だけに、中山雄太(町田)や佐々木翔(広島)あたりが候補者かもしれない。最終的には27人で2連戦に挑むことを森保監督は明言しているだけに、動向を注視すべきだ。
いずれにせよ、基本的にはこれまでの主力を軸に2連戦を戦い抜くのは間違いない。そこで最も気になるのがFWの起用法だ。
第2次森保ジャパン発足後、1トップのファーストチョイスと位置付けられてきた上田が負傷から復帰後、公式戦でまだフル出場していないのだ。3月5、11日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・ラウンド16のインテル戦は、前者が後半14分から、後者が先発で後半18分までピッチに立っているが、コンディション面で不安は拭えない。
彼とともに最終予選をけん引してきた小川も呼べるかどうか未知数。11月シリーズに続いて招集された古橋亨梧(スタッド・レンヌ)は1月の移籍後、3試合で短時間出ただけという状況で、重要なバーレーン戦でいきなり先発に抜擢することはできないだろう。