
「開幕のヴィッセル神戸戦の後は、もっとチームに期待していた」とマチェイ・スコルジャ監督も語った通り、2025年シーズンは言い入りができたはずだった浦和レッズ。しかしながら、京都サンガ、湘南ベルマーレに勝てず、3月2日のホーム・柏レイソル戦も0-2で完敗してしまった。
5万1009人もの大観衆が集まった埼玉スタジアムで、かつての指揮官・ルカルド・ロドリゲス監督率いる柏、しかも、昨季まで在籍していた小泉佳穂に大活躍を見せられる形で敗れてしまったのだから、浦和としても納得できるはずがない。ゴール裏のサポーターからブーイングが浴びせられるのも、やむを得ないことだと言うしかない。
「ホーム開幕戦であそこまで機能しないと難しいですね。不甲斐なさしかないので。プレスが機能していなかった時間帯もありましたけど、機能してボールを取った時にクオリティが足りないシーンも多々あった。選手のクオリティの責任っていうのもあるし、チーム全体の負けなので、今、ズルズル行くと本当によくない。断ち切らなきゃいけない」と今季初スタメンでトップ下を担った原口元気も強い危機感を吐露していた。