■上海申花のシステムは

 一方で、上海申花のシステムを予想するのは難しい。通常の4-4-2のダイヤモンドに戻すのか、あるいは、4-3-2-1の“クリスマスツリー”を継続するのかは、出場選手がどうなるのかにもよるが、どちらにしても、川崎として両方に備える準備時間がある。また、第1戦とは違って守備的に戦ってくることも視野に入れなければいけない。
 第1戦ではなかなかチャンスを作ることができなかったが、その中で最大のものは前半33分の脇坂泰斗のシュート場面だった。VARの介入によって取り消されたが、前からの守備でハメに行くことで迎えたものである。
 この場面だけでなく、上海申花のGKがボールを持った状態で、自チームがセットできているときには川崎は前からのプレスに行って相手のミスを誘っていた。ボールを持った戦い方が望ましいが、仮に、相手が握るのであれば積極的に前に行きたい。
 では、試合中にはどのようなポイントが出てくるのか――。
(取材・文/中地拓也)
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