■クロス攻撃における修正

 また、「攻撃的に偏重するとか、特別変えていくとか(はしない)」とも説明しており、あくまでもこれまで通りの戦い方の中での“積極的な選択”をしていく構えだ。
 延長やPKについては「もちろんあると思いますよ。当然」ともしたうえで、「“延長には絶対行かない”と(仮に)言っても、多分(監督という職業であれば、想定しないことは)思ってないです。あり得ると思ってます。(ただ一方で、)“最後の最後まで、PK戦の11番目まで全部決めて入ります”と言っても、90分以内で勝ちたいです」とも話しており、すべてを想定しながらも90分での勝利を目指す。
 この試合を前に川崎はいくつかの特徴的な練習を8日に行っている。そのすべてを、また、詳細を書くことはしないが、その中の一つとして大まかに言えばクロス練習があった。
 第1戦ではクロスがはね返されたことは先述したが、伊藤達哉が「クロスは通ったらもうほぼ点なんで、そこはもう失敗してもチャレンジする価値はあると思う」と話すようにこの試合でも狙うはずで、ただし、「もし相手がクロスを警戒しているんだったら、中に切れ込んでいくのももちろんありだし、自分も(第1戦の)前半でもう少しそれができたなって思うところはあった」と修正のイメージも膨らませる。
 他の選手も、マルシーニョが切れ込んだことで迎えたチャンスを例に挙げて、第2戦での得点意欲を高めていた。

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