
2月26日、J1第3節が各地で行われ、清水エスパルスがホームにサンフレッチェ広島を迎えて対戦。1-1で引き分けたが、その先制場面が圧巻だった。
今季のJ1を2連勝ずつしているこのカード。どちらかが勝てば3連勝となるが、サンフレッチェ広島はここまで消化した今季の5試合すべて勝利を収めていた中での試合だった。
広島はミヒャエル・スキッベ監督が率いて4年目のチームで、その練度を考えれば今季の優勝候補。対する清水はJ1復帰元年で、強敵を相手にどの程度通用するのかが注目されていた。
しかし、先制したのは清水。開始12分でリードする展開となるが、それがあまりに波状攻撃すぎてオウンゴールを誘ったものだった。
その場面、まずは右サイドからクロスが入るがこれをはね返されると、それをまずはペナルティエリア外からミドルシュート。これもはね返されると、乾貴士が今度はペナルティエリア内から強烈シュート。GK大迫敬介がなんとか弾くが、それを松崎快が回収すると、縦に突破。中に折り返すが、その混戦からオウンゴールが生まれたのだ。
立て続けのシュートと攻めの姿勢が招いた先制点と言えた。