【25年、開幕直前。「浦和レッズの先発候補選手の序列」を考察する(1)】ポジション争いに挑む今季獲得5選手の行方は……FWと2列目の「プランB」、「プランC」はあるのかの画像
【25年、開幕直前。「浦和レッズの先発候補選手の序列」を考察する(1)】ポジション争いに挑む今季獲得5選手の行方は……FWと2列目の「プランB」、「プランC」はあるのかの画像

 2月14日、2025年シーズンのJリーグがついに開幕する。タイトル奪還が強く期待される浦和レッズはどのような布陣で挑むのか、2月15日の開幕節(vsヴィッセル神戸戦)を前に考察する。

 失意のシーズンを過ごした昨季は、ペア=マティアス・ヘグモ監督からマチェイ・スコルジャ監督へとシーズン中にバトンタッチ。スコルジャ監督は教え子もまだ多くいる中での復帰となったが、かつての姿に引き戻したとは言い切れず、13位で2024年シーズンを終えていた。
 キャンプからチーム作りを進めているスコルジャ監督は、改めて新戦力の可能性を確認しつつ、さまざまな組み合わせを試しながら連携を深めてきた。
 他クラブからの加入で新たにチームに力をもたらすのは5人で、松本泰志(←サンフレッチェ広島)、長倉幹樹(←アルビレックス新潟)、マテウス・サヴィオ(←柏レイソル)、金子拓郎(←KVコルトレイク)、ダニーロ・ボサ(ECジュベントゥージ)といった錚々たる顔ぶれ。一方、期限付き移籍から復帰の形でチームを活性化させるのは高橋利樹、柴戸海荻原拓也、早川隼平である。

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