J3のFC琉球は、平川忠亮監督の就任会見を行った。J1浦和レッズのバンディエラだった男の凛々しい姿が、早くもファンの期待を高めている。
来シーズンに向け、多くのクラブが選手だけではなく監督らスタッフの変更を発表している。これまでチームを率いてくれた指導者が去るのは寂しいものだが、新監督に対する期待も大きなものがある。
平川監督も、そんな期待を受けるひとりだ。2002年に浦和に加入すると、競争の激しいビッグクラブにおいて2018年までレッズ一筋でプレーした。Jリーグや天皇杯、さらにはAFCチャンピオンズリーグと、国内外でタイトルを手にしてきた。
ワンクラブマンらしく、引退後も浦和で指導者として活動を続けてきた。ユースやトップチームでコーチや監督を経験。そして今回、ついに浦和を離れ、トップチームを指揮することになった。
Jリーグを戦うトップチームを率いるのは平川監督にとって初めての経験であり、どんな結果を残せるかは未知数である。だが、すでにファンの間では期待が高まっているようだ。
鍵となったのは、琉球がSNSに投稿した一枚の写真だ。12月18日に行われた就任会見の様子をとらえたものなのだが、すでに独特の雰囲気を漂わせているのだ。