■16分58秒もあった「追加タイム」

 この試合、後半のアディショナルタイムは16分58秒もあった。

 ジエゴの反則の場面。オン・フィールド・レビューが行われ、PKの決定が示されたのはプレーの時点から約3分20秒が経過していた(さらに、大迫がキックするまでに3分10秒ほどかかった)。

 そして、武藤の同点ゴールが決まってから得点が認められるまでには、なんと4分もの時間が経過していた。こちらはオフサイド判定だから、オンリー・レビューだったので、観客もピッチ上の選手たちも、御厨主審が耳に手を当ててVARと交信している場面を延々と見せ続けられたのだ。

 その後、神戸サポーター席前でゴール・セレブレーションがあり、シャツを脱いだ武藤に警告が与えられる時間もあって、結局アディショナルタイムは17分近い長いものとなったのだ。

 

(2)へ続く
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