■24人中「11人」がオランダ生まれ
3次予選4試合で、申台龍監督は24人の選手をピッチに立たせている。そのうち11人がオランダ生まれで、そのほかに、ベルギー生まれ、スペイン生まれ、そしてフィンランド生まれの選手がひとりずつ。すなわち、24人中14人がインドネシア外で生まれた選手ということになる。
4試合フル出場のGKマールテン・パエスはオランダ生まれ、オランダU-21代表の経歴がある。現在はアメリカのFCダラスでプレーしており、「MLS(アメリカ/メジャーサッカーリーグ)屈指のGK」と言われている。
190センチの長身CBジェイ・イジェス(ベネツィア=イタリア=所属)もオランダ生まれ。この選手も、GKパエス、左サイドバックのカルビン・フェルドンク(オランダ生まれ、NECナイメヘン=オランダ=所属)とともに4試合フル出場している。
攻撃陣を牽引するのが、28歳、やはりオランダ生まれの攻撃的MFラグナ-・オラトマンゴエン(デンデル=ベルギー=所属)。第3節のバーレーン戦では、前半のアディショナルタイムにこぼれ球に鋭く反応して同点ゴールを決めている。このゴールにつながるプレーをしたMFイバル・ジェナー(ユトレヒト=オランダ=のセカンドチーム所属)もオランダ生まれで、オラトマンゴエンともに4試合すべてで先発出場しているが、警告の累積で日本戦には出場できない。