
サッカーの試合は、雨が降ろうとも行われる。だが、それにも「程度」というものがある。蹴球放浪家・後藤健生も大概の厳しい気象条件では取材を中止しないが、驚くような環境に出会うことがある。あるときは南米で、あるときはアフリカで…。
■トルシエ・ジャパンが「日本初」快挙
もう一つ、ホテルの窓からの光景で忘れられないのが、ナイジェリア最大の都市ラゴスでの雷です。
1999年にワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)観戦のためにナイジェリアに行きました。フィリップ・トルシエ率いるU-20日本代表がFIFA主催の世界大会で初めて決勝に進出した記念すべき大会です。小野伸二や稲本潤一、高原直泰、遠藤保仁などがいたチームでした。決勝では、チャビ・エルナンデスのいたスペインに0対4で敗れてしまいましたが、ラウンド16でポルトガル、準々決勝でメキシコ、準決勝ではウルグアイを破っての堂々たる決勝進出でした。