Jリーグ公式エックス(旧ツイッター)が、新たに頭角を現したセンターバックのボールタッチ集を公開し、その才気溢れるプレーの数々に驚きの声が寄せられている。
紹介された選手は、アルビレックス新潟の背番号45、22歳のDF稲村隼翔だ。2002年5月6日生まれ。FC東京の下部組織で育った後、前橋育英高校から東洋大学へ進学。まだ大学在学中だが、特別指定選手として今年4月にJリーグデビューを果たし、6月には2025年シーズンからの新潟入団内定が発表されている。
その稲村は身長182cmの左利きのセンターバック。高さと速さを持ち合わせ、優れたカバーリング能力を持つだけでなく、足元の正確な技術と広い視野を活かしたビルドアップ能力が大きな魅力だ。今回、10月9日に行われたルヴァンカップ準決勝、川崎フロンターレの第1戦にスタメン出場し、自身の能力を存分に発揮して4-1の勝利に貢献すると、そのボールタッチ集をJリーグが公式エックスで公開することになった。
その1分32秒の動画には、稲村の「10シーン」を収録。センスを感じさせるボールタッチから、鋭い縦パスやサイドチェンジ、自らドリブルで持ち上がる場面、さらに守備での空中戦とカバーリング、落ち着き払った味方へのパスなど、高さと巧さを兼備したプレーが紹介されている。