超満員の大阪ダービーの熱気を切り裂き、スタンドを“どよめかせた”長距離FK弾が話題をさらっている。
10月2日、ヨドコウ桜スタジアムで行われたセレッソ大阪とガンバ大阪の「大阪ダービー」が行われ、平日開催ながら2万1962人の観衆が詰めかけた中、C大阪が後半3分のDF西尾隆矢のゴールで1-0の勝利を収めた。
前線からのアグレッシブな守備でペースを握り、前回対戦のリベンジを果たした形になったC大阪は、得点シーン以外にもレオ・セアラや北野颯太のシュートシーンなど、スタンドが沸いたシーンは多くあった。だが、その中でも“どよめかせた”という意味では、後半終了間際の場面がナンバーワンだった。
後半41分の直接FKの場面だ。ゴールまでは30m以上の距離が離れた位置。ここで交代で入ったばかりのC大阪MF上門知樹が、セットしたボールに対して真っ直ぐの助走から右足インパクト。「ドスン」という衝撃音とともに放たれたシュートは、壁の上を越えるとほぼ無回転のままブレながら落ち、ゴール右上を襲った。
この強烈なシュートに対して、G大阪のGK一森純はボールの軌道を見定めてから横っ飛びでのパンチングで辛うじて防いだ。ボールはゴールラインを割ったが、しばらくスタンドからはどよめきが収まらず。解説を務めた福田正博氏も「すごいシュートですね」と唸った。