■2つのダービーで「下剋上」が起きる

 他にも上位を苦しめそうなのが、15位の京都サンガF.C.である。今節は5位のガンバ大阪と京阪ダービーを戦う。

 順位は「10」も離れている。勝点差は11ポイントもある。だが、予想するのは京都の勝利だ。

 残留争いをしていた京都だが、6月以降の黒星は1つだけ。夏に加入したラファエル・エリアスは7戦7発と、驚異の得点力を発揮している。

 一方のG大阪は第24節以降、勝ちがない。4引き分けしているが、勝点3を手にできていないのだ。

 順位は離れているが、京都の勝利が濃厚。下剋上という表現がふさわしいのか分からないほど、勢いは京都に傾いているのだ。

 J2で波乱が起きるとしたら、藤枝MYFCと清水エスパルスの静岡ダービーだろう。

 清水は2位につけており、前試合も徳島ヴォルティスとの試合を2-1で制した。だが、台風で延期になったためにミッドウィークに組み込まれた、この「前試合」が気にかかる。

 後半、交代出場から2得点を決めたドウグラス・タンキの活躍は喜ばしいが、それまで無得点だったことも事実。また、アウェイでの連戦の影響を考慮しないわけにはいかない。

 藤枝も前節にベガルタ仙台を下して3連勝を飾るなど好調だ。昨年の清水との対戦成績も1勝1敗と、藤枝の勝機は十分にあるとみる。

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