【2試合12発の9月シリーズで見た”森保ジャパン”の最終予選コアメンバー(2)】最も熾烈な競争の2シャドウの組み合わせは……対戦相手も加味しながらの「“森保式3バック”の重大テーマ」の画像
サッカー日本代表の鎌田大地、南野拓実、久保建英 撮影:中地拓也
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 2026FIFAワールドカップアジア最終予選のスタートで使われた3ー4ー2ー1だが、森保一監督が中国戦とバーレーン戦で大幅なスタメン入れ替えを行わなかったため、現時点でのコアメンバーというのがある程度は見えてきた。

 怪我やコンディション不良がない限り、強敵のサウジアラビア、オーストラリアと対戦する10月シリーズでも主力を担いそうなGKが鈴木彩艶だ。アジアカップでの悔しい思いを乗り越えて、現在はセリエAのパルマでスタメンを張る鈴木は「自分の仕事というのは多くなかったですけど。その上で、やるべきことを、守備陣と協力して、しっかりとできた」と無失点で終えた2試合を総括した。

 まだ22歳と伸び盛りであるだけに、順調なら長く日本のゴールマウスを守っていく期待もあるが、独壇場というよりは、年齢の近い大迫敬介谷晃生、そしてA代表は未招集だが、パリ五輪で正GKを務めた小久保玲央ブライアンなどとのハイレベルな競争が続いていくことが理想だ。

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