■幸先のいいスタートを切った

 久保が抱きつき、守田英正田中碧谷口彰悟、南野、前田、上田綺世、高井幸大と続いた。

 輪が解けると、伊東はスタンドに会釈をしてプレーに戻った。

 ゴール裏には「イナズマ純也」「Junya14」などのバナーが多く見られた。

 6点目は前田大然

 7点目は久保。そのゴールはVARに否定されることはなく、試合は終わった。

 これからの戦いがこんなにうまくは行くとは思わないが、日本は2026年アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で行われるワールドカップに向けて幸先のいいスタートを切った。

 試合前の埼玉スタジアムの夜空には、ドローンによってワールドカップトロフィーが描かれていた。

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