日本時間の9月11日、2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第2戦として、サッカー日本代表はバーレーンに乗り込んだ。その試合中の妨害行為が話題になっている。
埼玉スタジアムで行われた第1戦を7-0で大勝し、勢いに乗ったまま迎えた第2戦。しかし現地で浴びたのはアウェイの洗礼だった。
試合は現地時間10日19時にキックオフとなったが、それでも気温は38度で湿度は46%。日中は気温40度に湿度60%を超える日もあるほどで、気候に順応できるかがポイントの一つになった。
森保一監督も、第1戦の流れをそのまま生かすべく第1戦からスターティングメンバーで変更したのはわずか一人。それでも前半はなかなか得点に至らず、PKという絶好のチャンスが巡ってきたのは前半37分のことだった。遠藤航のスルーパスに反応した鎌田大地がゴール前に上げたクロスが相手選手の手に当たったのだ。
このPKキッカーを務めたのは、FW上田綺世。しかし、その先制点のチャンスという重圧がかかるストライカーに妨害行為が行われる。その顔目掛けて緑色のレーザービームが投げかけられたのだ。観客席から放たれたと思われる大きな緑色は顔に容赦なく当たり、目にも至る。それでも上田はきっちりと決めて、チームにリードをもたらしている。