■「中野くん、どんだけ走れるん」
この中野の最終ラインから５０ｍスプリントでの豪快ゴールの映像がＤＡＺＮ日本語版公式エックス（旧ツイッター）で公開されると、ＳＮＳ上には次のようなコメントが寄せられた。
「まるでセルヒオ・ラモスww なんちゅう実況」
「中野くん、どんだけ走れるん。“まるで、セルヒオ・ラモス！”と江本一真さんに言わしめるだけの。」
「マジでセルヒオラモス。ここだと言う決断での上がりが凄すぎる！」
「セルヒオラモス広島におったんか」
「インナーラップが完璧でした！彼が広島のセルヒオ・ラモスです」
中野は２０００年６月２７日生まれの２４歳。東京都出身で、桐生第一高校から桐蔭横浜大学を経て２０２３年に広島に入団した。優れた対人能力を活かした守備力が魅力だが、サイドでのプレーも可能で、広島では当初、右ウイングバックを務めて高い推進力を発揮していた。
その経験が現在も活かされており、前節の名古屋グランパス戦でも相手の隙を突いたオーバーラップでアシストをマーク。リーグ戦６連勝を飾って首位の背中が見えた広島の中で、今後の飛躍が期待される注目の存在となっている。
