■「タキのうまうまループ」

 この南野の開幕戦でのループ弾でのゴールシーンが公開されると、SNS上には賞賛の声とともに、ゴールインを告げたクレマン・トゥルパン主審にも注目する次のようなコメントが寄せられた。

「タキのうまうまループ」
「う、うますぎぃ〜、最初オフサイ判定されてピョンって跳ねるとこまででワンセット。」
「俺たちのモナ王。さすが。」
「審判トロサールやん」
「南野のゴールうまくてびっくりし、主審がトロサールに似てると話題になってた人でもう1度驚いた笑」

 フランス人のトゥルパン主審は今年3月の欧州チャンピオンズリーグで笛を吹いた際に、アーセナルのベルギー代表FWレアンドロ・トロサールと並んだ姿に「そっくり!」「兄弟!?」「親子かよ」などの声が寄せられて話題となった人物。その“有名な”トゥルパン主審によって南野の芸術的ループ弾がゴールとして認められることになった。

 この南野のゴールが決勝点となり、モナコは1−0で白星発進。南野は先発フル出場を果たし、得点シーン以外でも安定したプレーぶりを見せた。モナコは次節、アウェイでリヨンと対戦する。

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