7月27日のスタッド・ランス戦で新たな組み合わせにトライし、今季出場機会の少なかった沖悠哉や梅田透吾、蓮川壮大、成岡輝瑠らにも出番を与えて底上げを図ることができた清水エスパルス。これを糧に、8月3日に再開するJ2後半戦に突き進むことになる。
残りは14試合だが、V・ファーレン長崎や横浜FCなど上位陣との対戦がまだ残っているだけに気を抜けない。昨季も終盤は自動昇格圏内の2位をキープしていたが、最終節で水戸ホーリーホックに1-1で引き分けて4位に転落。J1昇格プレーオフ決勝でも東京ヴェルディにまさかの同点弾を決められ、最高峰リーグ切符を逃しているだけに、最後の最後までスキを作らない戦いが強く求められるのだ。
24試合終了時点のエスパルスのデータを見ると、総得点42というのは長崎、千葉に続く3位タイ。総失点26の方は8位タイという状況で、攻守両面でもう一段階の引き上げが必要になってくるのは確かだ。