■パンが美味しい「ヨーロッパ2つの国」

 国によっても、朝食はさまざまです。

 ヨーロッパ大陸の朝食(コンチネンタル・ブレックファースト)というのは、きわめてシンプルで、要するにパンにバターとジャム。それにコーヒー(またはティー)が付くだけです。

 美味しいか否か。それを決めるのがパンです。

 やはり、パンが美味しかったのはフランスとドイツですね。

 フランスではいわゆるフランスパン。パリパリの外皮と、ふっくらとした中身。しっとりした食感。バターとジャムだけで、美味しくいただけます。

 ドイツでは、小麦のパンだけでなく、大麦やライ麦の茶色のパン。僕は、ライ麦パンが好みです。フランスでも、ドイツでも、どちらもわざわざ着替えて食べに出かけるモチベーションを与えてくれるパンです。

 ちなみに、旧フランス植民地であるベトナムもパンが美味しくて有名ですよね。最近は、フランスパンに具材をはさんだベトナム風サンドウィッチの「バーンミー」が、日本でもお馴染みになりました。

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